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イランがW杯出場辞退ならイラク、もしくはUAEが代替出場? アメリカとの軍事衝突で緊張高まる

イラン代表がワールドカップ出場を辞退することになれば、イラク代表もしくはアラブ首長国連邦(UAE)代表が代わりに出場する可能性が高いようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。

先日からアメリカ・イラン間の緊張が高まっており、2月28日にアメリカ軍がイスラエル軍とともにイランを攻撃し、両国による応酬が繰り広げられる軍事衝突に発展した。これを受け、イランサッカー連盟のメフディ・タージ会長は、アメリカなど北中米3カ国で開催される今夏のワールドカップ出場について「この攻撃の後、私たちが希望とともにワールドカップを楽しみすることはできない」と出場を辞退する可能性をほのめかしていた。

国際サッカー連盟(FIFA)の事務局長を務めるマティアス・グラフストローム氏が発言して以降、FIFAからの声明は現時点で確認されていないため、FIFAがどのような動きに出るかは不透明。

それでも、FIFAのワールドカップに関する規定では、本大会出場権を獲得したチームの交代については曖昧にしか記されていない。「必要と判断されるいかなる措置も単独の裁量で取ることができる」とされており、「当該加盟協会に代えて別の協会を参加させる決定を下す場合がある」と述べるにとどまっている。

仮にイランが出場辞退を決めた場合、代わりの出場国はアジアからになる模様。大陸間プレーオフ進出を決めたイラクが、ボリビアもしくはスリナムの勝者に敗れた場合、イラクがイランの代役一番手になる模様。一方で、イラクが大陸間プレーオフを勝ち抜いて本戦出場を決めた場合、アジア5次予選でイラクに敗れたUAEに本戦出場のチャンスが与えられることになるようだ。

イランがワールドカップ出場を辞退すれば、近年のワールドカップにおいて前例のない事態に。抽選後に大会出場を辞退した国は、渡航費の問題を理由に1950年大会に参加しなかったフランスとインド以来存在していない。

なお、イランはワールドカップのグループステージでグループGに入り、ニュージーランド、ベルギー、エジプトと対戦する予定だ。

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