国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、治安面で心配な状況にあるメキシコでのワールドカップ開催について言及した。
今夏に行われるカナダ、メキシコ、アメリカによる北中米3カ国共同開催のワールドカップ2026。大会まですでに4カ月を切った中、先日からメキシコ国内で心配なニュースが報じられている。
22日にメキシコ軍が麻薬カルテルのリーダーであるネメシオ・オセゲラ・セルバンテス氏を拘束し、その後同氏が死亡。これを受け、開催都市の1つであるグアダラハラを中心に国内のいたるところで道路封鎖や車両炎上などといった暴動が発生。一部地域では非常事態宣言も出されており、治安面で大きな不安が広がっている。
しかし、インファンティーノ会長は25日にコロンビアで行われたイベントの中でメキシコでのワールドカップ開催について「もちろん、ここ数日メキシコの状況を注視している。しかし、私たちはメキシコ、その大統領であるクラウディア・シェインバウム、そして当局を全面的に信頼している。すべてが可能な限り円滑に進むと確信している」と語り、以下に続けた。
「1か月後にはメキシコで数試合、ワールドカップのプレーオフが行われ、新しいアステカ・スタジアムも開場する。メキシコは偉大なフットボールの国だ。世界中どの国でもそうだが、さまざまな出来事は起こり得る。私たちは月や別の惑星に住んでいるわけではない。だからこそ、秩序と安全を確保する政府や警察、当局が存在している」
「私たちはメキシコ大統領府や当局と定期的に連絡を取り合い、状況を注視している。ワールドカップは素晴らしい祝福の場になるはずだ」
