エクアドル代表のカタール・ワールドカップ出場が、スポーツ仲裁裁判所(CAS)によって認められた。
ワールドカップ南米予選を4位で通過し、2大会ぶり4度目の出場権を獲得したエクアドル。しかし、同国に対しては本来出場資格のない選手を予選で起用したと疑惑の目が向けられていた。右サイドバックとして南米予選の多くの試合でプレーしたバイロン・カスティージョは本来コロンビア国籍で、さらに年齢を詐称しているという疑いに対し、証拠を持つと主張するチリサッカー連盟はエクアドルのワールドカップ出場権の剥奪を国際サッカー連盟(FIFA)に求めていた。
しかし、FIFAはチリの訴えを退け、予選の結果通りにエクアドルの出場を認めている。これを不服とするチリは、大陸間プレーオフで敗れて出場権を獲得できなかったペルーとともに、CASに訴えを起こしていた。
そしてワールドカップ開幕まで2週間を切った8日、CASはエクアドルのワールドカップ出場に関しての決定を発表。その中で、カスティージョが代表チームの活動に参加することに問題はなく、同国代表のワールドカップ出場を認める判断を下した。
しかし、カスティージョのパスポートの一部の情報が事実とは異なるという結論に至ったことも明らかにし、エクアドルサッカー連盟に対して10万スイスフラン(約1480万円)の罰金に加え、2026年ワールドカップ南米予選で勝ち点3ポイントを剥奪することも併せて発表している。
