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ホスト国カタール、W杯デビューの開幕戦で黒星スタート…エクアドルがE・バレンシアの2発で白星発進

2022 FIFAワールドカップ(W杯)が20日、カタールで開幕。カタールとエクアドルの開幕戦がアル・ベイト・スタジアムで開催され、2-0でエクアドルが勝利した。

初の中東開催、初の北半球での冬開催となったW杯。大会初出場のカタールと、2大会ぶり4度目のW杯出場となる南米予選4位通過のエクアドルが相まみえた。

試合は開始早々の3分に動く。FKからのフィードをゴール前に入れると、飛び出してきたGKがパンチングしきれず、ゴール前の混戦からフェリックス・トーレスがシュート。ゴール前に流れたボールをエネル・バレンシアが頭で押し込んだ。しかし、これは今大会採用されている半自動オフサイド技術を使用したVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)での結果オフサイドが確認され、取り消しでノーゴールとなる。

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それでも、16分にはエクアドルが先制する。ゴール前に抜け出したエネル・バレンシアが、かわしにいったGKに手で倒されてPKを獲得。これをエネル・バレンシア自らが決めて、エクアドルが先手を取った。さらに攻勢に出るエクアドルは、続く30分にも右サイドからプレシアードが入れたクロスに正面で合わせたエネル・バレンシアがヘディングシュートを流し込み、エースの2発目で2-0とする。

迎えた後半も、エクアドルが試合を優勢に進める。サイドで数的優位をつくりながら攻勢に出るエクアドルだが、カタールもこれ以上の失点を何とかしのいで応戦。だがカタールは攻撃面でもなかなか決定的な場面をつくりだせず、W杯初ゴールが遠い。86分には最終ラインからのフィード一発でゴール前に抜けたモハメド・ムンタリがDFと並走しながら右足を振り抜くが、強烈なボレーシュートはわずかに枠をはずれる。

結局、試合はそのまま終了。カタールのW杯デビュー戦はノーゴールでの黒星に。W杯ホスト国の初戦黒星は史上初の不名誉記録となってしまった。一方のエクアドルは重要な開幕戦で大きな勝ち点3を獲得した。現地時間25日に行われる第2戦ではカタールがセネガルと、エクアドルがオランダとそれぞれ対戦する。

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