女子ワールドカップ2023のグループC初戦でスペイン代表がコスタリカ代表を圧倒して幸先良く白星を挙げた。
21日に行われた日本が所属するグループC初戦でスペインとコスタリカが対戦。優勝候補の一角にも押されるスペインは、ジェニファー・エルモソやアイタナ・ボンマティ、主将のイバナ・アンドレスが先発出場して2度目のワールドカップ出場となったコスタリカを迎え撃つ。
試合は序盤からスペインペースで進み、21分にコスタリカDFバレリア・デル・カンポのオウンゴールでスペインが先制する。さらに勢いを増すスペインは、27分までにボマンティとエスター・ゴンザレスが追加点を挙げて3-0とする。34分にはPKを獲得し、エルモソがキッカーを務めるがGKがこれをセーブしてこれ以上のゴールは生まれず、前半を終えた。
後半に入っても攻撃の手を緩めないスペインは、女子バロンドール2年連続受賞中のアレクシア・プテジャスを投入してコスタリカゴールを襲い続ける。しかし、コスタリカ守護神ダニエラ・ソレラの活躍もあり、試合はこのまま終わり、3-0でスペインが快勝した。
スペインはスタッツ面でもコスタリカを圧倒。46本のシュートを放ち、そのうち12本を枠内に飛ばし、対するコスタリカはわずか枠外シュート1本に終わった。またボールポゼッションでもスペインは80%を超える支配率を記録した。
なお、初戦で白星を挙げたスペインは26日にグループC第2戦でザンビアと対戦。一方のコスタリカは同日に日本と激突する。
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