なでしこジャパン(日本女子代表)は11日、FIFA女子ワールドカップ2023準々決勝でスウェーデン女子代表と対戦し、1-2で敗れた。試合後、池田太監督がコメントを残した。
グループステージ3連勝からラウンド16でノルウェーを下して2大会ぶりベスト8入りした日本と、FIFAランキング3位の強豪スウェーデンが対戦。前半、相手の攻勢に遭った日本は32分に失点すると、流れを掴めないまま1点ビハインドで後半へ。その後半、51分にハンドで与えたPKを決められた日本は、76分には植木理子が自身の獲得したPKを失敗。88分にはゴール前の林穂之香が決めて1点差とするも、反撃はここまで。ベスト8で敗退した。
試合後、池田監督は「スタジアムに応援に来てくれた皆さん、日本からテレビの前で応援してくれた皆さんの力のおかげで、ここまでチームが勝ち上がれました。感謝します。ありがとうございました」と感謝し、試合内容については、「裏に走られたり、高さを使われたりと、相手のストロングを使われるのはわかっていましたが、我々も攻撃の時間をもう少し長くつくりたかったです」とコメント。それでも、大会をとおして世界から多くの称賛を得たチームと選手への誇りを口にした。
「後半に戦う姿勢を見せて点を返して、最後まで諦めずに戦ってくれたことを誇りに思います。(試合後には)今までの戦いと、これからもなでしこジャパンは続いていくという話を選手たちにしました。(足りなかったものは)いますぐに色んなことを整理するのは難しいですが、選手たちは1試合1試合、ここまでくる上で日本らしさ、なでしこらしさをみせてくれました。その中で、一つの勝負の駆け引きや勝負所で、今日は勝ちにつながらなかったですが、胸を張ってほしいです」
