20230731_Hinata_Miyazawa(C)Getty images

スペイン戦で快勝に導く2発! なでしこジャパンMF宮澤ひなた「ゴール前は少し緊張しましたけど…」

なでしこジャパン(日本女子代表)の勝利に大きく貢献したMF宮澤ひなたが、スペイン女子代表戦後のフラッシュインタビューに応じた。

なでしこは7月31日、女子ワールドカップ(W杯)2023のグループC最終節でスペインと対戦。ともに連勝して第2節終了時点で決勝トーナメント進出を確定させていたチーム同士による頂上決戦となったが、なでしこがカウンターを中心に得点を重ねて4-0で快勝を飾った。

この試合で先制点を含む2得点を記録した宮澤は「本当に耐える時間が多い試合でしたが、みんなで守ってしっかり勝って、笑って終われたというのは嬉しいです」と喜びをコメント。12分の先制点はカウンターから遠藤純のグラウンダークロスに抜け出す形で奪取したが、チーム内での相互理解が生んだ一撃だったようだ。

「(遠藤)純があのタイミングでクロスを上げてくるのは予想してましたし、(植木)理子が一個目で動き出してくれたので上手くファーが空いて。ゴール前は少し緊張しましたけど、冷静に流し込めて良かったです」

また、植木からのスルーパスに抜け出して豪快に決めた40分の2点目についても、自身のスピードが生きたことを喜んでいる。

「本当に耐えて耐えて、(ボールを)とったタイミングでカウンターが狙いだと思っていたので、あそこで自分の長所を出してチームに貢献できたのは良かったと思います」

続けて、宮澤は自身の大会ここまで4得点という成績に満足感を示しながら、次戦へと意気込んだ。

「(ここまで4得点という成績は)素直に嬉しいですし、みんなのおかげで取れた点だと思うので。これからこういう1点が大事なゲームになると思うので、しっかりまたチャンスを決め切れるように頑張っていきたいと思います。全勝でグループステージを突破できたのはすごく嬉しいですし、チームとしても良いモチベーションのまま次に迎えると思うので、しっかり良い準備をして次の試合に絶対に勝ちたいと思います」

グループC首位通過を果たしたなでしこは、続く決勝トーナメントのラウンド16で8月5日にノルウェー女子代表と対戦する。

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