20230726_Nadeshiko3(C)Getty images

なでしこジャパン、4大会連続の女子W杯決勝T進出! スペインがザンビアに勝利で決定

女子ワールドカップ(W杯)グループC第2節が終了し、なでしこジャパン(日本女子代表)の決勝トーナメント進出が決まった。

グループC第2節は26日に行われ、なでしこは猶本光と藤野あおばの得点によってコスタリカ女子代表に2-0で勝利。勝ち点6を積み上げ、キックオフ時刻が後だったスペイン女子代表vsザンビア女子代表の結果を待つこととなった。

そして、ザンビアとの一戦に臨んだスペインは開始から試合を支配。9分にはボックス付近での細かいパス回しからボックス手前中央のテレサ・アベレイラが右足を振り抜き、ゴール左上隅を射抜いた。

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続く13分にはアレクシア・プテジャスのクロスにジェニファー・エルモソ・フエンテスが反応。フリーの状態でヘディングシュートを流し込んで難なく追加点を奪う。

その後、スペインのリズムにアジャストし始めたザンビアの懸命な守備によって簡単には得点が重ねられなかったが、69分にはカウンターからアルバ・レドンドがチームの3点目を奪う。

さらに、71分にもエルモソが自身のこの日2点目をマークし、85分にはレドンドも2点目。結局、5-0のスコアで試合終了を迎える。スペインが連勝を飾った。

これらの結果、なでしことスペインはともに勝ち点6に到達。連敗したコスタリカとザンビアは残り1試合時点で勝ち点0のままとなり、なでしこは4大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。一方のスペインも2大会連続のラウンド16進出となっている。

続く31日のグループC最終節では、なでしことスペインが首位の座をめぐって激突。なでしこの得失点差が「7」となっているのに対してスペインは「8」のため、なでしこが首位でグループ突破を果たすための条件は最終節での勝利のみとなった。

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