なでしこジャパン(日本女子代表)は26日、女子ワールドカップ(W杯)2023グループC第2節でコスタリカ女子代表と対戦し、2-0で勝利した。
12年ぶりのW杯制覇を目指すなでしこジャパンは、初戦のザンビア女子代表戦を5-0で圧勝。初戦のスペイン女子代表戦を落としたコスタリカとの2戦目、25分に猶本光のゴールで先制すると、その2分後にも藤野あおばが加点してリードを広げる。その後、コスタリカの攻撃をシャットアウトした日本が2試合連続の完封勝利で2連勝を決めた。
この試合の先制点でW杯初ゴールを挙げた猶本は試合後、得点場面について、「試合前から(藤野)あおばや、(田中)美南にボールが入った時はチャンスになると思っていました。良いボールがきて、その前に1本はずしてしまっていたので、決めることができて良かったです」と振り返り、「ゴールは嬉しかったですが、まだ1点だったので、気は抜けないと切り替えました。全員がハードワークと規律をもって、良い守備から良い攻撃につなげることができていました」とチームパフォーマンスを称賛した。
そして、改めてW杯初ゴールで勝利に貢献したことについて、「この試合で結果を残したいと思っていて、実際そうなって嬉しいです。自分のゴールで勝たせたいと思っていました。そういうゴールでチームに貢献できて嬉しいです。まだ次のスペイン戦がありますし、一戦一戦、みんなで勝利を掴み、積み上げたいです」と、喜びつつも次戦へ切り替えていた。
なでしこジャパンはこの後に行われる試合でスペインがザンビアに引き分け以上の結果を残せば最終節を前に決勝トーナメント進出を決めることができる。
