レヴァークーゼンは、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの契約延長に向けて準備を進めているようだ。
レヴァークーゼンのユース出身で、2020年に17歳でファーストチームデビューを飾ったヴィルツ。昨季からは背番号10を任されると、攻撃陣を牽引して史上初となるブンデスリーガ無敗優勝の立役者に。今季も公式戦39試合で15ゴール13アシストを記録している。
そんな21歳のドイツ代表MFだが、これまで何度も移籍の可能性が伝えられてきた。ブンデスリーガのライバルであるバイエルン・ミュンヘンの他、マンチェスター・シティやレアル・マドリーが接触したことも伝えられており、今夏の決断に大きな注目が集まっている。
そしてドイツ『スカイ』によると、レヴァークーゼンはヴィルツに対して2028年までの新契約を準備している模様。この契約には、2026年夏に有効となる契約解除条項も含まれているようだ。そして、ヴィルツ自身が「まもなく決断を下す」と予想しているという。
一方でバイエルンとマンチェスター・Cは、早ければ今夏にも獲得を望んでいるとも。そして今季終了後に交渉を行う場合、レヴァークーゼン側は1億2000万~1億3000万ユーロ(約212億円)+ボーナスを要求すると伝えられている。
なお『シュポルト・ビルト』は以前、レヴァークーゼンが準備する新契約に含まれる契約解除条項は1億2500万ユーロ(約203億円)としつつ、ヴィルツは2026年ワールドカップまで残留する方向に傾いていると伝えていた。今後の動向に注目が集まっている。
