バイエルン・ミュンヘンのマックス・エーバル取締役は、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツについて語っている。
わずか17歳でプロデビューを飾ると、瞬く間にレヴァークーゼンとドイツ代表で欠かせない存在となったヴィルツ。2シーズン連続でブンデスリーガ10ゴール&10アシスト以上を記録し、昨季は無敗優勝の立役者に。ドイツ代表としてもすでに31キャップを数えている。
そんな22歳MFは移籍市場でも大きな注目を集めており、当初はバイエルンへの移籍が有力とされていた。しかしイギリス・ドイツ複数メディアは、リヴァプールが移籍金1億ポンド(約194億円)+ボーナス1400万ポンド(約27億円)の条件でレヴァークーゼンと合意に達し、選手も条件面で合意。残すは正式発表のみと伝えられている。
以前から複数の幹部がヴィルツ獲得希望を公言していたものの、バイエルンは世界屈指のタレントを逃す形に。エーバル取締役はドイツ『スカイ』で、獲得失敗を以下のように振り返った。
「彼の獲得はイメージできていた。最初は『くそっ!』と思ったが、1つのドアが閉まったとしても、もう1つのドアが開くものだ。リセットして、未来に向けて再び準備をするんだ」
「正直に言うと、リヴァプールが支払う金額を我々が準備できたかどうかはわからない。彼は必ずリヴァプールで名を馳せるよ。間違いなく特別な選手だからね」
なおバイエルンは現在、スペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得に向けて積極的に交渉していることも伝えられている。






