ウェスタン・シドニー・ワンダラーズは、元スペイン代表MFフアン・マタの獲得を発表した。
レアル・マドリーの下部組織出身のマタは、バレンシアでファーストチームデビューを果たすと、その後チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドで活躍。スペイン代表としても2010年ワールドカップ制覇を成し遂げると、2023年にはガラタサライからヴィッセル神戸に加入した。しかし、半年間の在籍でわずか10分間の出場に終わると、昨シーズン終了後に退団してフリーになっている。
現在36歳とキャリアの晩期を過ごすマタは、神戸退団後は半年近く無所属の状態が続いていた。それでも、ついに新天地が決定。5日にウェスタン・シドニーへの加入が決まっている。
マタは、クラブの公式ウェブサイトの中で「オーストラリアのチームで唯一アジア・チャンピオンズリーグを制したウェスタン・シドニー・ワンダラーズに加入することを本当に楽しみにしている。シーズンに向けた準備をするためにチームに合流し、トレーニングを行うことが待ちきれない。この新しい冒険に感謝と興奮を感じている。異なるリーグで再びリーグ優勝できることを楽しみにしている」と意気込みを語った。
また、クラブのアレン・ステイチッチ監督はマタの加入について「プライスレスだ。我々のフットボールクラブにとって最高の1日であり、すべてのファンがこのチームを観戦するのを楽しみにすると確信している」と期待を寄せた。


