ウェストハム・ユナイテッドの植木理子がトッテナム戦で今シーズン7ゴール目をマークした。
18日に行われたFA女子スーパーリーグ最終節でウェストハムは敵地でトッテナムと対戦。植木はセンタートップで、林穂之香と清水梨紗がダブルボランチで先発出場した。
早々に試合を動かしたのはホームのトッテナム。4分にマーサ・トーマスのクロスをべサニー・イングランドがゴール左隅に沈めて先制点をマークする。その後は、トッテナムがプレッシャーを掛け、ウェストハムがなかなかチャンスを作れないまま前半を終える。
それでも後半、ウェストハムは早々に同点弾を挙げる。自陣から林が最終ラインでポジションを取っていた植木にボールを送ると、これを受けた日本女子代表FWはペナルティエリアに入ろうかとするところで右足でシュートを放つ。良くコントロールされたシュートはファーサイドのポストに当たってゴールに吸い込まれた。このゴールは植木にとって5日の1-1で終わったレスター・シティ戦に続く2試合連続となる今シーズン7ゴール目になった。
その後一進一退の攻防が続くと、86分にDFライン裏に抜け出したジェシカ・ナズがネットを揺らしてトッテナムが勝ち越し。さらに、後半アディショナルタイムにはドリュー・スペンスがミドルシュートを叩き込んでチーム3点目を挙げた。
植木が得点を挙げたウェストハムだが、敵地でトッテナムに3-1で敗れた。この結果、ウェストハムは12チーム中11位で今シーズンを終えている。




