ウェストハム・ユナイテッドの植木理子は、ブライトン戦で移籍後初ゴールをマークした。
8日に行われたFA女子スーパーリーグ第2節でウェストハムは敵地でブライトンと対戦した。この試合に、今夏にウェストハムに加入した植木はセンターフォワードで先発し、林穂之香は中盤で、清水梨紗は3バックの右サイドでスターティングメンバーに名を連ねた。
ウェストハムが序盤から攻勢を見せる中、12分に先制に成功。植木がペナルティエリア手前から放ったミドルシュートは、相手GKのセーブに遭ってゴールポストに当たる。そのこぼれ球をクリスティ・スミスが押し込んでチームにリードをもたらした。
その後はブライトンに攻め込まれる時間帯もあったが、守護神マッケンジー・アーノルドの好守などもあり、同点ゴールを許さず。ウェストハムが1点のリードで試合を折り返した。
後半に入ると、51分に植木に待望のゴールが生まれる。ウェストハムが敵陣右サイドからFKを得ると、リサ・エバンスがゴール前にボールを放り込む。ファーサイドでフリーになった植木がヘディングで合わせてチームに追加点をもたらした。なお、この得点は同選手にとって移籍後初ゴールになった。
その後もウェストハムは植木を中心にチャンスを作り出すが、これ以上のゴールは生まれず。日本女子代表の3選手が出場したウェストハムは、2-0でブライトンを下して今シーズン初勝利を挙げた。


