ウェストハム・ユナイテッドは、アヤックスからモハメド・クドゥスを獲得したことを発表した。
2020年からアヤックスでプレーするクドゥスは、昨シーズンの公式戦42試合で18ゴールを挙げる活躍を見せる。また、昨年のワールドカップにガーナ代表で出場した際には韓国戦で2ゴールを挙げて注目を集めていた。
そんなクドゥスに対しては、今夏の移籍市場で複数のクラブからの関心が届く。チェルシーやアーセナルが獲得に興味を寄せ、一時はブライトンが獲得で合意したとまで伝えられていたが、その後の進展はなく。そんな中、ヨーロッパリーグに向けて攻撃陣の補強を目指すウェストハムがガーナ代表MFへの関心を強めていた。
そして27日、ウェストハムはクドゥスの獲得を発表。両者は2028年夏までの5年契約を結んでいる。また、移籍金はボーナスを含めて3800万ポンド(約70億円)程度になると伝えられている。
14番のユニフォームを着用するクドゥスは、クラブの公式ウェブサイトで「子供の頃からこのようなリーグでプレーすることが夢だった。この瞬間を夢見ていたし、ここにいられてとても幸せだ。でも、ここで立ち止まるつもりはないし、さらに進み続けたい」と話し、意気込みを続けた。
「フットボールがそうであるようにファンを楽しませるために全力を出したい。僕はベストを尽くし、チームを助けるためだけにここにいる。ここに加入できて本当にうれしい。このバッジのために戦いたい。ここでのスタートが待ちきれない」
今夏に大黒柱デクラン・ライスを売却したウェストハムにとって、クドゥスはエドソン・アルバレス、ジェームズ・ウォード=プラウズ、コンスタンティノス・マヴロパノスに続く今夏4人目の新戦力となった。




