日本代表MF遠藤航は、リヴァプールに残留してポジションを争う考えのようだ。
昨年夏の移籍市場終盤でリヴァプールへと加入した遠藤。当初はやや苦しんだものの、ユルゲン・クロップ前監督の信頼を勝ち取り公式戦43試合に出場、リーグカップ制覇に大きく貢献していた。しかし、今季から指揮を執るアルネ・スロット監督の下では出番が激減。プレミアリーグではわずか6分の出場に留まっている。
そんな日本代表キャプテンだが、一部ではリヴァプール側が放出を考えているとも伝えられていた。しかし、本人はポジションを争う覚悟を決めているという。
『The Express』は、遠藤について「クロップ監督の下で大活躍したが、スロットのスタイルにはあまり適しておらず、先発はわずか1試合だけだ」と指摘しつつも、「31歳の彼はマージーサイドに残って自分のポジションのために戦うつもりだ。1月に退団する予定はない」と伝えている。
また同メディアによると、リヴァプール側は7月の段階でマルセイユから届いた1180万ポンドのオファーを拒否していたという。そして現在はイタリアの強豪インテルが関心を示しているものの、遠藤自身はリヴァプールでスタメンを勝ち取るチャンスがあると確信しており、退団する予定はないようだ。
リヴァプールは、インターナショナルウィーク明けの20日にチェルシーと激突。その後23日にチャンピオンズリーグ・ライプツィヒ戦、27日にアーセナル戦、30日にリーグカップ・ブライトン戦と厳しい日程を戦うことになる。遠藤にチャンスが訪れるのか注目だ。


