リヴァプールは18日、シュトゥットガルトから日本代表MF遠藤航の獲得を発表した。契約期間は「長期」とされているが、イギリス『BBC』などによれば4年契約で合意。背番号は「3」に決まっている。
今夏の移籍市場でアレクシス・マクアリスターやドミニク・ショボスライの獲得に成功したリヴァプール。一方で、主将のジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョらアンカーでプレー可能な主力MFが相次いでサウジアラビアに移籍し、補強の必要性が識者などから指摘されてきた。
このような状況で白羽の矢が立ったのが日本代表のキャプテンだった。リヴァプールは移籍金として1800万ユーロ(約28億5000万円)~ボーナス込み2500万ユーロ(約40億円)ほどを支払うことでシュトゥットガルトと合意したとみられている。
遠藤はクラブ公式サイトを通じて、「今はとても幸せで、加入できることに興奮している。素晴らしい気分で、僕の夢だった。プレミアリーグで、世界最大のクラブの一つでプレーすることは常に夢で、それが叶ったんだ」とリヴァプール加入の喜びを語った。
「アンフィールドでプレーするのは初めてで、リヴァプールのファンの前でプレーするのが待ちきれない。6番としてプレーしてきて、守備面でクラブを助けることができると思う。中盤をオーガナイズすることが僕の仕事だ」
現在30歳の遠藤は2018年夏に浦和からシント=トロイデンVVに移籍。翌年からシュトゥットガルトでプレーし、2021-22シーズンからはクラブのキャプテンを務めていた。昨シーズンは公式戦40試合に出場して6ゴール5アシストを記録。今年6月には日本代表の主将にも正式に任命されていた。


