マンチェスター・ユナイテッドのOBで解説業も務めるリオ・ファーディナンド氏は、アーロン・ワン=ビサカのプレーを絶賛している。
23日に行われたFAカップ準決勝で、ブライトンと対戦したマンチェスター・U。決勝進出をかけた大一番は、ブライトンがボールを握ってマンチェスター・Uがカウンターを狙う展開に。試合を通じて激しい攻防が繰り広げられたものの、120分間でも決着がつかず、PK戦に突入する。そしてPK戦7-6で、マンチェスター・Uが勝利。決勝進出を決めた。
この試合でマッチデープログラムを飾るなど、キックオフ前から大きな注目を集めたブライトンMF三笘薫。しかし、同じサイドで対峙したワン=ビサカに苦戦を強いられた模様。イングランドを中心に様々なデータを扱う『Squawka』によると、25歳DFはこの日一度もドリブル突破を許さず、さらに地上でのデュエル勝率100%を記録(6/6)したという。
そして、そんなワン=ビサカを同クラブのレジェンドも絶賛。ファーディナンド氏は自身の『Youtube』チャンネルで、以下のように語った。
「(傑出していた選手は)ワン=ビサカだと思う。私が思うに、ミトマは今シーズン最大の発見だ。対戦したすべてのチームに、巨大な問題を与えてきたんだ」
「そして公平に見ても、ワン=ビサカは彼に足かせをつけた。1対1での守備のうまさはすでに周知の通りだが、この日もまた、好調なトップクラスの選手に対応できることを証明してくれたね。1対1になれば誰よりも優れているよ」
なお、レスターMFジェームズ・マディソンも、この試合後にSNSで「AWB(アーロン・ワン=ビサカ)は1対1の守備がとんでもなくうまいね。おそらく、例外なしに世界最高だろう。彼と直接対峙すると、ほとんどのウインガーがアイディアにこまるんだよ」と綴っている。三笘と対峙したワン=ビサカのパフォーマンスは、現地で絶賛されているようだ。




