フィオレンティーナに所属するセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチに対し、アーセナルやアトレティコ・マドリーなどが熱視線を注いでいるようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が8日、伝えている。
21歳のヴラホヴィッチは、2018年夏にパルティザンからフィオレンティーナに移籍。昨シーズンにレギュラーとして定着すると、リーグ戦37試合に出場。21ゴールをマークするなど躍動した。そんな若きセルビア人FWには今夏、ヨーロッパの複数クラブから熱視線が注がれているようだ。
『スカイスポーツ』によると、ヴラホヴィッチを巡っては、アーセナルやアトレティコ・マドリーが獲得を検討しているほか、トッテナムもFWハリー・ケインが退団した場合のオプションとして動向を見守っているという。もしフィオレンティーナに対し、ボーナス含めて6000万ユーロ（約78億円）を超える正式オファーが届けば、ロッコ・コミッソ会長が最終的な決断を下すようだ。
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現時点でヴラホヴィッチの将来は不透明だが、フィオレンティーナは移籍の可能性に備え、後釜の確保に動いているとも。その候補として、サッスオーロが所有権を持つU-21イタリア代表FWジャンルカ・スカマッカが挙げられている。スカマッカは昨シーズン、レンタル先のジェノアでプレー。公式戦29試合に出場、12ゴールを挙げる活躍を見せた。またU-21欧州選手権においても3試合に出場し、2ゴールをマークした。
