アル・ヒラルのエステベ・カルサダCEOは、レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオール獲得の可能性に言及している。
レアル・マドリーで公式戦316試合出場105ゴール82アシストを記録し、2度のチャンピオンズリーグ制覇や3度のラ・リーガ優勝を経験してきたヴィニシウス。しかし現行契約が2027年までと迫る中、サウジアラビア強豪アル・ヒラルが獲得に向けて熱心に動いていることが度々報じられている。選手本人には5年総額10億ユーロ(約1637億円)を準備しているとも伝えられていた。
そしてカルサダCEOは『Cadena SER』の番組に出演し、ヴィニシウス獲得の可能性について言及。一部報道を否定している。
「(ヴィニシウス獲得は)まったくわからない。この件について書かれていることは嘘だらけだ。マンチェスター・シティに在籍していた時を思い出すよ。当時『この選手はシティやPSGからオファーがある』という話が頻繁に聞こえてきたからね。今、アル・ヒラルで同じことが起きている」
「ヴィニシウスの件は、我々と直接交渉があったわけではない。代理人が選手を煽って、交渉や契約延長、あるいは移籍で有利な条件を引き出そうとするのはよくあることだ」
その一方で、カルサダCEOは「このリーグは、どんな選手でも獲得を検討できる段階にある。『欲しい選手が来ない』なんてことは考えない。我々には武器があると確信しているので、全力を尽くすよ。お金だけでなく、プロジェクトも重要だ。リーグの方向性もね。ヴィニシウスを含め、どんな選手が来ても驚かない。この国やクラブには野心がある。このリーグではどんな目標も達成できる」と自信を伺わせている。
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