レアル・マドリー内部では、FWヴィニシウス・ジュニオールに対する超高額オファーが話題になっているようだ。
これまでレアル・マドリーで公式戦298試合出場102ゴール74アシストを記録し、2度のチャンピオンズリーグ制覇や3度のラ・リーガ優勝に貢献してきたヴィニシウス。しかし、現行契約を2027年まで残す中で去就が大きな話題となっている。
先日スペイン『マルカ』は、サウジ・プロリーグが「前例のない、そして魅力的な」オファーを提示したことを報道。ヴィニシウスに対し、5年総額10億ユーロ(約1569億円)を準備していると伝えられている。またサウジ・プロリーグの役員は、ヴィニシウスを世界最高給の選手にするという希望を以前から公言しており、2034年ワールドカップへ向けてブラジル代表のスターを国内へ引き入れることを熱望していると見られている。
そして今回の超高額オファーは、レアル・マドリーの選手たちの間でも話題になっているようだ。
『Relevo』によると、この件についてレアル・マドリーのチームメイトたちの間で話し合いが行われた模様。ヴィニシウス本人は冗談を飛ばし、これまで通り冷静に今シーズンのプレーに集中しているようだが、未だ決断はしていないようだ。レアル・マドリーとの契約延長を含め、あらゆる可能性を検討しているという。そして一部のチームメイトたちは、ヴィニシウスにとってサウジ・プロリーグのオファーは非常に魅力的なものと捉えており、将来については確証を持てないでいると伝えられている。
なお同メディアは、サウジ・プロリーグ側は直近数カ月間ヴィニシウスと接触しておらず、スペインを訪問する適切なタイミングを待っていると指摘。ヴィニシウスとレアル・マドリーの話し合いにおける主導権を冷静に見極めているようだ。そして、「ロッカールームも彼の状況を非常に気を配っている」と伝えている。


