レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオール(24)がアトレティコ・マドリー主将コケ(32)に対して口にした言葉が話題となっている。
29日に行われたラ・リーガ第8節アトレティコ・マドリー対レアル・マドリーのダービーは1-1で終了。64分にレアル・マドリーがDFエデル・ミリトンのゴールで先制し、その後アトレティコのウルトラスがGKティボ・クルトワに対して物を投げ込んだことで一時試合は中断し、終了間際のFWアンヘル・コレアのゴールでアトレティコが同点に追いついている。
この試合中には、ヴィニシウスがコケと衝突して、強烈な言葉を浴びせていた。その様子をスペインでラ・リーガのテレビ放映権を有する『モビスタール・プルス』のテレビカメラが捉えていた。
事の発端と見られるのは、ヴィニシウスがアトレティコのペナルティーエリア手前でピッチに倒れ込んだときだ。片手を上げてファウルを求めるヴィニシウスに対して、すぐ後方のコケが決して友好的とは言えない厳しい表情で「立てよ!」などと口にした。
これに怒ったヴィニシウスは即座に立ち上がってコケに体をぶつけると、アトレティコ主将の顔に自身の顔を近づけて次のように語った。
「俺はチャンピオンズ(リーグ)に2回勝ってるんだ。2回だぞ」
対してコケは、自身から離れていくヴィニシウスに拍手を送るリアクションを見せる。するとヴィニシウスが振り返って、指を2本立てながら言葉を重ねていった。
「俺はチャンピオンズに2回優勝して、お前は何もない。お前は何もないんだ」
「そう、お前は何も持っていないんだよ。俺は2回で、お前は何もだ」
ヴィニシウスから言葉を浴びせられ続けるコケは、ほかの選手たちに向けて「この後、退場させられるのは俺になるんだろう」と、挑発には乗らない意思を示す。そんなコケにヴィニシウスが再び距離を詰めて、三度口を開いた。
「お前は(チャンピオンズで)2回負けて、俺は2回勝った。そうだとも。お前が負けるのは、お前が下手くそだからだ。お前は悪い選手で、だから俺はこっち側でプレーしている。(胸のエンブレムを指し示しながら)レアル・マドリーでね」
コケは再び拍手を送るリアクション。その後MFジュード・ベリンガムがヴィニシウスにもとに駆け寄って、ジェスチャーで落ち着くように促す。その間、コケはレアル・マドリー主将MFルカ・モドリッチと話をし、それからモドリッチがヴィニシウスに対してコケのもとを離れるよう命じている。
ヴィニシウスはその後、ボールボーイとの間にトラブルを抱えた際にMFマルコス・ジョレンテとも衝突。仲裁に入った元レアル・マドリーMFに対して「痛々しいな。だからお前はここ(アトレティコ)にいるんだろう。プレーするために。お前がここにいないといけないのは試合に出場するためだ」と語りかけるなどしていた。
なおアトレティコは2013-14シーズン、2015-16シーズンにチャンピオンズリーグ決勝に進出したが、そのどちらでもレアル・マドリーを相手に優勝を逃している。




