バルセロナDFロナルド・アラウホは、レアル・マドリー相手の敗戦を悔やんでいる。
5日に行われたコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグで、バルセロナはホームでレアル・マドリーと対戦。敵地で1-0と先勝していたバルセロナだったが、この日は前半終了間際にヴィニシウス・ジュニオールのゴールを許すと、後半にはカリム・ベンゼマにハットトリックを達成され、0-4と完敗。2戦合計1-4で宿敵を前に敗退が決まっている。
今季最後のクラシコで完敗を喫したバルセロナ。試合後、右サイドバックで先発したアラウホは『Teledeporte』で心境を明かした。
「みんな悲しんでいる。もう1つのタイトルを狙いたかったけど、2点ビハインドになってから落ち込んでしまったね。でも、今こそ立ち上がってリーグ戦に挑まないと。それが最も重要なことだよ」
「ロッカールームも落ち込んでいる。永遠のライバルに敗れたわけだし、難しいよ。確かに痛い結果だ。マドリーに敗れた時はいつだってそうだね。でも、立ち直るんだ。一番重要な目標はリーグ戦であり、それを目指す」
なおこの試合で先制点をマークしたヴィニシウスだが、26分にリスタートを巡ってガビと衝突してイエローカードを受けると、58分のPK獲得の場面などバルセロナサポーターからブーイングを浴び続けることに。さらに試合終了間際にピッチを去る際には、アラウホとも口論となり、バルセロナDFが押す形となって互いに感情を露わにする場面もあった。
アラウホはヴィニシウスについて、「常に挑発されていたから熱くなった。素晴らしい選手ではあるけど、プレーに集中する必要がある。それだけに専念すればもっと良くなるはずだ。僕はいつだってみんなをリスペクトしているけど、今日は彼が全員への挑発をやめなかった。見ていてちょっと熱くなってしまったね……」と語っている。




