現地時間21日、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)はリーグフェーズの第3節が行われ、マンチェスター・シティは敵地エスタディオ・デ・ラ・セラミカでビジャレアルと対戦した。
1勝1分で第3節を迎えたシティは、好調のハーランドをトップに、左にドク、右にサビーニョという前線。中盤はベルナルド・シルバ、リコ・ルイス、ニコ・ゴンサレスという構成で、フォーデン、ラインデルス、シェルキ、マーモウシュといったメンバーがベンチからのスタートとなった。
開始早々、高い位置でサビーニョがボールを奪い、ハーランドを経由してドクが最初のシュートを放つが、これはGKルイス・ジュニオールがはじき出した。
その後もボールを保持して試合を支配するシティは17分、右サイドでボールを受けたサビーニョがエリア内右のポケットにパスを送ると、走り込んだR・ルイスがダイレクトでゴール前に折り返す。これをニアサイドのハーランドが右足で押し込み、攻勢のシティが先制に成功した。ハーランドはこれで公式戦12試合連続となるゴール。
先制したシティがその後も最愛のペースを握る中、ビジャレアルもカウンター気味にシティゴールへと迫る。しかし守護神ドンナルンマを脅かすほどのチャンスは作れない。
すると迎えた40分、ペナルティーエリア右でボールを受けたサビーニョが間合いを図りながら左足でクロスを入れると、ゴール前フリーで走り込んでいたB・シルバが頭で合わせ、シティが2-0とリードを広げた。
後半もシティペースで試合が進む中、57分に接触プレーで痛めたN・ゴンサレスに代わってコヴァチッチを投入する。
反撃に出たいビジャレアルは71分、グエイエのミドルシュートでGKドンナルンマのファインセーブを引き出すと、立て続けに左クロスをペペが頭で合わせる。完全にゴール前でフリーとなっていたが、ゴール左へと外れた。
後半なかなかチャンスが作れずにいたシティは73分にドクとR・ルイスを下げてラインデルスとボブを投入。80分にはエリア内右で浮き球を受けたハーランドが右足で狙うも、強烈なシュートはGKの正面に。83分にはハーランドが自らドリブルで運び、左足で狙うも再びGKルイス・ジュニオールが反応してゴール右へとはじき出した。
1点返したいビジャレアルは89分に右CKからポスト直撃のチャンスを作ったものの、あと一歩及ばず。ハーランドとサビーニョを下げてマーモウシュとシェルキを投入したシティが敵地でクリーンシートを達成し、公式戦3連勝を飾った。
■試合結果
ビジャレアル 0-2 マンチェスター・C
■得点者
マンチェスター・C:ハーランド(17分)、B・シルバ(40分)




