元イタリア代表FWのクリスティアン・ヴィエリ氏が、ミラノ市内で行われたイベントに出席した際、アッズーリや古巣などについて見解を示した。イタリアメディア『メディアセット』が6日、伝えている。
現役時代にユヴェントスやラツィオ、インテルやミランなどでプレーしたほか、イタリア代表としても活躍を見せたヴィエリ氏。そんな元イタリア代表FWが2大会連続でワールドカップ(W杯)出場を逃したアッズーリの問題点について持論を展開した。
「イタリアの若手は、すぐに批判でめった打ちにされる。だがイタリア以外の国では、もっと辛抱強く、時間を与えようとする姿勢がある。ここでは結果だけが重要なんだ。良いプレーを見せることができなければ、みんながこぞって『彼は準備ができていない』と批判する」
「こんなことが長らく続いているよ。(ロベルト)マンチーニは唯一、若手を発掘してプレーさせるのが上手い監督だ。この戦略を続けるしかない。ヴィエリのような選手がいないって? ヴィエリがいなくてもEURO(ユーロ)で優勝したはずだ」
さらにヴィエリ氏は、今シーズンのセリエAを振り返り、古巣のユヴェントスやインテル、ミランについても見解を示した。
「ユーヴェはスクデット争いだけでなく、良いプレーも見せなければならないチームのはずだ。だが今年は酷い試合をしていた。(ドゥシャン)ヴラホヴィッチも獲得したのにありえない。もしドゥシャンがフィレンツェに残っていたら、フィオレンティーナが4位に入っていたはずだ。あと(パウロ)ディバラの退団はクラブ判断だったが、どうなるだろうね」
「インテルはミランとともに最強のチームだった。現時点でラウタロ・マルティネスは不可欠な選手であるように思う。私だったら彼を売ったりしないが、財政的な問題となると話は別だ。ミランは、(パオロ)マルディーニが並外れた仕事をやってのけた。拍手を送りたい。(マイク)メニャンはGK版の(マルコ)ファン・バステンだ。怪物のような選手だよ。ミランは(サンドロ)トナーリの成長を待ち続けたのも素晴らしかった。彼は今後10年にわたりイタリアのカルチョにおいて重要な選手となるだろう」
