セルタは26日、MFガブリ・ベイガ(21)のアル・アハリ移籍を発表した。
昨季ラ・リーガ1部でブレイクを果たしたベイガの移籍先は、多くのスター選手が集まり始めているサウジアラビアとなった。セルタは推定移籍金3500万ユーロで、この将来有望なMFを手放すことで合意している。
今夏、欧州のいくつもの強豪クラブがベイガに興味を持っていたとされ、その中でもセリエA王者のナポリが獲得に迫っていたと報じられていた。しかしながらアル・アハリの提示した莫大な年俸を前にして、ベイガとその代理人は考えを変えたようだ。ベイガはサウジアラビアのクラブと、3年契約を結ぶことになる。
なおスペイン『オンダ・セロ』や『スポルト』曰く、ベイガのセルタでの年俸は50万ユーロ(約8000万円)で、ナポリから提示されていた額が220万ユーロ(3億5000万円)、そしてアル・アハリの提示額が1250万ユーロ(約20億円)だったという。
ベイガはアル・アハリで過ごす3年間で総額4000万ユーロ(約60億円)を手にする計算で、欧州で怪我もパフォーマンス低下もほぼないキャリアを長く積み重ねて手にできる金を、短期間で受け取ることになる。
セルタの下部組織出身であるベイガは、トップチームでは54試合に出場して11ゴール4アシストを記録。強靭なフィジカルとテクニックを有する、迫力満点の“ボックス・トゥ・ボックス”の選手だ。




