ブラジルのレジェンド、ロベルト・ディナミッチががんで死去したことが明らかになった。享年68歳だった。
ディナミッチは現役時代、1978年と1982年のワールドカップでブラジル代表の一員として活躍し、70年代後半にはバルセロナでプレーした。しかし、彼が歴史を刻んだのはヴァスコ・ダ・ガマである。クラブの歴代最多得点者(702)、最多試合出場者(1110)、そしてブラジレイロの歴代最多得点者(190)であった。
また、1974年にブラジレイロ、1977年、1982年、1987年、1988年、1992年にリオデジャネイロ州選手権を制覇している。
1993年に39歳で現役を引退。ブラジルで政治家も務めたディナミッチはがんとの闘病生活を送っていた。
