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「数カ月後にはゴールを喜ばないだろう」「うんざり。試合が楽しくない」開幕直後のプレミアでVARが物議…

バーンリーのスコット・パーカー監督は、VARについて持論を語った。

30日のプレミアリーグ第3節で、マンチェスター・ユナイテッドと対戦したバーンリー。2度リードを許すもそのたびに追いついたが、試合終了目前にVARレビューの結果PKを献上。これをブルーノ・フェルナンデスに決められ、2-3で敗れている。

劇的な決勝点で敗れたバーンリー。さらにこの試合では、後半の早い時間帯にライル・フォスターがネットを揺らした場面もわずかにオフサイドがあったとして、VARレビューの結果取り消されている。パーカー監督は『BBC』の「Match of the Day」に対し、VARの運用について苦言を呈した。

「試合の流れはこう、毎分すべてが四重にチェックが行われていた。ピッチ上で主審はファールを宣告しなかったが、その後、再判定を行った。問題は審判ではなく、320kmも離れたボックス内にいる人物にあるだろう」

さらに指揮官は、「ゴールを祝わない日はおそらくあと1年、いや数カ月後には来るかもしれない。タッチラインに立っていてゴールが決まると、頭の中を数百万ものことが巡るんだ。まるでチェックリストのように。『オフサイドはないのか?』、『2分前につま先を踏んでいないか?』とね」と嘆いた。

なお、同節のチェルシーvsフラムや開幕節のチェルシーvsクリスタル・パレスなど、プレミアリーグでは開幕から数試合でVAR判定が大きな話題となっている。現役時代に長くプレミアリーグで活躍したスティーブン・ウォーノック氏は、『Final Score』で以下のように指摘した。

「もうみんながVARとVARレビューにうんざりしている。ゴールが決まるたびに『なぜもっとゴールが欲しいんだ?』と問いかけてくるんだ。どう見ても、試合は後退している。観ていて楽しくなくなっているんだ」

またウォーノック氏は、「我々は試合を知り尽くし、愛している。正しい方法で試合が行われ、正しい結果が出ることを願っているだけだ」とし、VARチームに元選手たちを採用するようことを提案している。

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