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VARだけじゃなくC・ロナウドがいても十分ではなかった…ユーヴェ、アトレティコに完敗

■ロナウド、不発

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ユヴェントスのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエーロは、彼の愛するクラブがチャンピオンズリーグ(CL)で素晴らしい結果を残すために、新たな切り札を得たことをアトレティコ・マドリードに対して警告していた。その切り札とはもちろん言うまでもなく、「CR7」のことだ。

確かにクリスティアーノ・ロナウドは、レアル・マドリー在籍時にはCLで決定的な働きをしていた。彼はノックアウトステージにおいて、たった1人で通算50ゴールを挙げているのだ。

5度のバロンドールを受賞したこの男に、イタリアのメディアが期待しないわけがない。ロナウドは、ほとんど1人の力でユーヴェを優勝に導くと信じられていたほどだ。

ラウンド16、アトレティコ・マドリードとのファーストレグを迎える水曜日の朝、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』もアトレティコに対して「CR7に気をつけろ!」と挑発していた。

マドリッドへの堂々凱旋を果たしたロナウドであったが、アトレティコの守備的な戦術に為す術はなく、お粗末なパフォーマンスに終始してしまい、結果を残すことはできなかった。

とはいえロナウドが意地を見せた場面もあった。前半8分、この34歳の男から放たれた強烈なフリーキックは惜しくもヤン・オブラクの手に弾かれバーを越えていき、オープニングゴールとはならなかった。

しかし結果として、ロナウドは2-0での完敗を防ぐことはできず、アトレティコへの声援が響くワンダ・メトロポリターノで力不足を露呈してしまった。そしてこれにより、ユヴェントスのCL敗退が濃厚となってしまった。

■ロナウドだけではない「チーム」のミス

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この結果が意外だったかといえばそうでもない。確かにロナウドは、これまでアトレティコ相手に31試合で22もの素晴らしいゴールを決めてきた。しかし、その数字はある種のミスリーディングを含んでいる。

ロナウドは、それら多くのゴールの喜びと同じくらいのフラストレーションを、これまでのアトレティコ戦で味わってきたのだ。

実際ロナウドは、アトレティコ相手のCL過去5試合の中で、4試合無得点に終わっている。この試合を含めれば5試合無得点であり、それがすぐに6試合になるかもしれない。

しかし、この敗戦の原因がすべてロナウドにあるわけではない。ロナウドは終了のホイッスルが鳴るまで果敢に攻撃を仕掛けたが、マリオ・マンジュキッチとパウロ・ディバラのミスによって肩を落とす場面も見られた。また、ミラレム・ピアニッチをはじめとした中盤はクリエイティビティを欠いており、ディフェンス陣もいつになく多くの隙を作ってしまった。

むしろこの敗戦は、チーム全体のミスとも言える。ユーヴェはポゼッションでは試合を優位に運びながらも、その攻撃には迫力やスピード感が不足していた。

対照的にアトレティコは、前半の長い時間をユーヴェに支配されていたにもかかわらず、決定的な場面も作った。

後半に関しては、アトレティコの攻撃の危険度はユーヴェを圧倒した。ユヴェントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリも、自らのチームの攻撃を「見苦しい」と表現したほどだ。

ジエゴ・コスタはゴールキーパーとの一対一を決めきれず、アントワーヌ・グリーズマンのループシュートはバーを叩いた。そしてアルバロ・モラタのヘディングがネットを揺らしたが、無情にもVAR(ビデオアシスタントレフェリー)の判定により、シュートの際にジョルジョ・キエッリーニをわずかにプッシングしていたとしてゴールは幻となった。しかしその直後、エリア内のルーズボールをホセ・マリア・ヒメネスが押し込み、ついにアトレティコが均衡を破ることに成功する。

相手の動揺の隙を突き、ディエゴ・シメオネはさらに攻勢を仕掛けた。そしてユーヴェがいま一度クロスボールの処理に手こずっている際に、ヒメネスの相棒であるもう一人のウルグアイ人ディフェンダー、ディエゴ・ゴディンがアドバンテージを広げる一発をお見舞いした。

■「CR7」に頼るな

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試合後、キエッリーニは悔しそうに次のように語った。

「アトレティコのセットプレーがとても危険なことは分かっていた。我々はもっとセットプレーの場面で集中すべきだったんだ」

2つのゴールの後いずれにおいても、ユーヴェはVARに救いの手を求めたが、すでに彼らの運は底をついていた。

何とか一矢報いるため、ユーヴェはロナウドに賭けた。残り時間わずかのプレーで、ロナウドは深いクロスにファーポストで合わせるため、体を精一杯に伸ばしたが、頭で合わせたボールは無情にもクロスバーを越えていった。

アッレグリはCLの展望を語るにあたって、「クリスティアーノがいることはアドバンテージになる」と述べていたが、どうやらそのアドバンテージだけでは不十分なようだ。

マドリッドでは欠けたピースを埋めることができなかったが、アッレグリやユーヴェ選手がアトレティコ相手にふさわしいゲームプランをひねり出さない限り、3週間後のトリノで同じことが起こるだろう。

もうCR7に頼りっぱなしというわけにはいかないのだ。

文=マーク・ドイル

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