アメリカ女子代表のエマ・ヘイズ監督は、延長戦の末に勝利した日本女子代表戦後にコメントした。
3日に行われたパリオリンピック女子サッカー準々決勝でアメリカは日本と対戦。アメリカはボールを持って攻勢を強めるも日本の守備陣を崩せず、90分をスコアレスで終える。すると、延長前半アディショナルタイムにトリニティ・ロドマンが値千金のゴールを決める。その後、攻勢を仕掛けた日本を無失点に抑えて、アメリカが1-0で日本に勝利した。
試合後には、元教え子であるチェルシーの浜野まいかを慰めるシーンもあったアメリカのヘイズ監督は、苦戦を強いられるも120分間を通して最終的に勝利を手にした試合後に「いつも派手な試合になるわけではない」と話し、この一戦を振り返った。
「いつだってファンの見たい試合になるわけではない。しかし、これがフットボールで、フットボールでは試合ごとに異なる戦術を必要としている。私たちは今日、適切な相手に適切な試合をプレーした」
また、ヘイズ監督は日本チームについても言及し、その中で善戦した相手チームを称えている。
「彼女たちは格別だった。シフトの仕方や踏み出し方、ローテーションの読み方と言う面で、彼女たちのブロックは世界最高だ。彼女たちは本当に良く働いていた」
