ウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、カタール・ワールドカップ敗退が決まった後に、国際サッカー連盟(FIFA)に対する不満を爆発させた。
2日に行われたカタール・ワールドカップグループH最終節でウルグアイはガーナと対戦。序盤にPKのピンチが訪れるもGKセルヒオ・ロシェがセーブして事なきを得ると、その後26分と32分にジョルジアン・デ・アラスカエタが得点を挙げる。終盤にはチャンスが訪れるも、これ以上得点はなく、2-0でウルグアイが勝利した。
しかし、同時に行われた一戦で韓国がポルトガルに逆転勝利したことで、韓国とウルグアイは勝ち点、得失点差で並ぶも、総得点の差で韓国のグループ2位が決定。ウルグアイはグループH3位で大会からの敗退が決まった。
試合終盤から涙を流す場面が見られたスアレスは試合後に「(ポルトガル戦の)ホセマ(ヒメネス)のペナルティやダルウィンにペナルティが与えられるべき場面は僕たちに悪影響をもたらした」と話し、FIFAへの不満を爆発させた。
「FIFAの人間とレフェリー委員会は何を基準に驚くべきペナルティを与え、今日僕たちに2つのペナルティを与えなかったのかを説明すべきだ」
「これは言い訳ではない。でも、僕たちはパワーが足りていないことに対応しないといけない。試合後、僕は子供たちに会いたかったけど、FIFAの人間はそれはできないと言ってきた。フランスの選手たちは子供たちと一緒にベンチにいたのに。ウルグアイはもっとパワーを持っていないといけないみたいだ。FIFAはいつだってウルグアイに反対の立場を取っている」
