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浦和、フットボール本部の体制変更を発表。西野努TDが退任し、堀之内聖氏が新SDに

浦和レッズが15日、フットボール本部の体制変更について発表した。西野努テクニカルダイレクターが退任し、堀之内聖氏がスポーツダイレクターが就任することを明らかにした。

西野氏は2019年よりテクニカルダイレクターに就任。クラブの発展に尽力してきたが、シーズン途中での退任が決定。クラブは公式サイトで「チーム強化責任者のミッションは、文字通りチームの強化にあり、チーム編成を通じて好成績を収めることにあります」とし、「メリット、デメリットのバランスを熟慮した結果、ファン・サポーターのみなさまに対し、誠実にご説明申し上げることを前提に今回の決断を行った次第です」と説明した。

退任する西野氏は公式サイトで以下のようにコメントした。

以下に続く

「シーズン途中での退任となったことに関して、申し訳なく思っております。一方、コンセプトの堅持、フットボール本部の組織とシステムの継続的な発展、成長については、一人のスタッフの去就では揺るがないものになっていると自負しております。リーグ制覇を心から願い、信じ、クラブを離れる最後の一日まで、次の体制への引継ぎに尽力いたします。4年半、ありがとうございました」

後任となる堀之内氏は現役時代は浦和や横浜FCなどでプレーし、引退後は浦和のフットボール本部 部長を務めていた。就任に際し、以下のようにコメントした。

「浦和レッズというクラブは、ホームタウン、パートナー、そしてファン・サポーターのみなさまをはじめとした大変多くの方々の愛情によって支えられている、とても幸せなクラブです。そうしたみなさまと幸せを共有し続けられるよう、野心を胸に、強くて魅力あるチーム作りに全力を注ぎます」

戸苅淳フットボール本部長は「フットボール本部の立ち上げから今日までの取り組みにおいて、その全ての過程を共にしてきた堀之内 聖スポーツダイレクターを中心に、クラブ主導で強くて魅力あるチーム作りに邁進してまいります」とコメントしている。

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