2020-11-25-urawa(C)J.LEAGUE

浦和、大槻毅監督の契約満了を発表「3年計画の1年目としてベースを築く重要な役割を担った」

浦和レッズは25日、大槻毅監督との契約を更新しないことを発表した。合わせて、上野優作ヘッドコーチ、山田栄一郎コーチ(分析担当)、末藤崇成コーチ(分析担当)とも来季の契約を更新しないことを発表している。

浦和は2020シーズン、30試合を終えて勝点45。ここまでは9位となっており、来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場権獲得も厳しい状況となっていた。そのため、クラブは来季に向けて再スタートを切ることを決断。立花洋一代表は公式サイトを通じ、このようにコメントしている。

「今シーズンをもちまして、大槻 毅監督との契約を満了する事となりました。大槻監督は2004年から浦和レッズ強化本部スタッフとしてクラブに携わり、その後も分析コーチ、アカデミーダイレクター兼ユース監督として浦和レッズのために力を尽くし、特に2018シーズンと2019シーズン、チームが不振の際には2度監督業を引き継ぎ、AFCチャンピオンズリーグで準優勝するなど、度々チームを救ってくださいました」

「2020シーズンも、リーグ優勝に向けたチーム強化3年計画の1年目として、チームコンセプトに沿ったベースを築く重要な役割を担っていただいております。大槻監督のこれまでのクラブに対する多大なる貢献や功績に、心より感謝申しあげます。今シーズンも残すところ4試合となりますが、浦和レッズは、目標に向けて最後まで全力で闘って参ります。みなさまにも引き続き、熱いサポートをお願い申しあげます」

また、退任が決まった大槻監督は「シーズン終了後に改めてみなさまへ私からのコメントをお伝えさせていただく」と前置きしつつ、「我々の目の前にはまだ4試合、大切な試合があります。まずはその試合に向けて、私に課せられた仕事を全うさせていただきます。これまでと同様、チームのサポートをよろしくお願いいたします」とサポーターにメッセージを送った。

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