元バルセロナDFが31歳で引退か…直近4シーズンはケガに悩まされる

【欧州・海外サッカーニュース】サミュエル・ウムティティが現役引退を検討か。

元バルセロナDFサミュエル・ウムティティは、6月にリールを解雇された後、わずか31歳で引退の準備を進めている。

ウムティティは2016年から2022年までバルセロナに在籍。ルイス・エンリケとエルネスト・バルベルデ監督の下での最初の2シーズンは好成績を収め、2017-18シーズンにはバルベルデ監督の下でラ・リーガのタイトルを獲得し、その夏にはフランス代表としてFIFAワールドカップに出場した。

しかし、フランスに帰国後さらに2回膝の手術を受けたため、リールでの2シーズンでリーグ・アンの先発出場はわずか2回にとどまった。ここ4シーズンはケガに悩まされ、クラブは彼が完全復帰できるという確信を失ったため、6月にフリー移籍で退団することに同意した。

『レキップ』の報道によると、ウムティティは自身の将来について9月10日を最終期限として設定しており、その期限までに現役選手としてプレーを続けるかどうかが決まるという。その日までにクラブからオファーが来なければ、彼はキャリアに終止符を打ち、サッカー界から引退する可能性がある。

報道によれば、ウムティティとその代理人らはいくつかの提案に耳を傾けたが、現段階ではどれも肯定的な反応を得るほど魅力的ではなかったという。