ウクライナサッカー協会は、元代表主将のアナトリー・ティモシュチュク氏を非難し、処分を検討するようだ。
現役時代にバイエルン・ミュンヘンなどでもプレーし、ウクライナ代表歴代最多となる144キャップを誇り、主将も務めたティモシュチュク氏。2016年の引退後はコーチに転身し、翌年からロシアのゼニト・サンクトペテルブルクでナンバー2として腕を振るっている。
しかし、現在の情勢を受け、ウクライナサッカー協会はティモシュチュク氏を処分する動きに出た。2月24日からロシア軍によるウクライナ侵攻が始まり、アンドリー・シェフチェンコ氏やオレクサンドル・ジンチェンコらOBや現役にかかわらず多くのフットボール関係者がロシアへ非難の声を上げる中、ゼニトのコーチを務める同氏は依然として沈黙を続けている。
これを受け、ウクライナサッカー協会は長年にわたって代表チームに貢献してきたティモシュチュク氏を非難した。
「ウクライナサッカー協会の倫理・フェアプレー委員会は、元代表チーム選手アナトリー・ティモシュチュクの規約違反についての声明を出す」
「ロシア軍のウクライナに対する攻撃が始まって以降、元主将のティモシュチュクはこの件に関する公式声明を出さなかっただけではなく、侵略者のクラブとの協力をやめることはなかった。ウクライナの元所属先やFCバイエルンが声明を出し、ウクライナを支援する中、ティモシュチュクは沈黙を続け、侵略者のクラブで働いている。意図してこのような選択をしたことにより、ティモシュチュクはウクライナフットボール界のイメージにダメージを与え、倫理・フェアプレーの規約に違反した」
これにより、ウクライナサッカー協会はティモシュチュク氏のコーチングライセンス剝奪やウクライナ国内で獲得したタイトルやトロフィーの剥奪、さらにウクライナ代表チームからの除名等の処分を検討するようだ。
