ドイツ代表チームは今月のネイションズリーグの試合はいずれもドロー。ハンジ・フリック監督がチームの状態について語っている。
ドイツは昨年9月に就任したフリック監督の下では、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選は7連勝とW杯出場権を獲得。一方、今年3月の国際親善試合ではイスラエルを2-0で下してから、オランダと1-1で引き分けると、6月のイタリア戦、イングランド戦、ハンガリー戦もすべて1-1とドローに終わっている。
フリック監督は11日に行われた第3節、アウェーでのハンガリー戦後、「考えられる中、イングランド戦の次に難しい試合になると以前にも話していた」とコメント。「目指していたプランを実践しなかった。確信をもってビルドアップできず、相手にコンパクトで優れたポジショニングを取らせ過ぎている。全体的にチャンスを許し過ぎた。チームはこの試合からたくさん学ぶことができるだろう」と振り返った。
GKマヌエル・ノイアーが何度か好セーブを見せたが、フリック監督は「GKが素晴らしかったのなら、プレーに少しばかり問題を抱えていたということだ」と指摘。「マヌはワールドクラスのGKだ。今日我々が1ポイントを獲得したのは彼のおかげだった」と述べ、課題について続けた。
「最後のところで何かが足りないチャンスを何度か迎えている。ヨナス・ホフマンの好機もそう。最後のところで、『ボールをゴールに叩き込んで見せてやる』、『ほかに責任を負わせない』といった覚悟を欠いた。彼はそれでも良いプレーをしてくれたよ。ただ、我々はシュートが少なかった。そういうところはもっと上手くできるはずだ」
FWティモ・ヴェルナーはここ4試合不発。同監督は「彼はものすごく一生懸命だ。プレスをかけ、パスを引き出そうとしている」とその動きを称えるも、「ただチャンスが少な過ぎて、明確なフィニッシュも見られない。それこそ我々のテーマだし、取り組んでいかなければならない。我々はプロセスの最中にいる」と強調している。
「言い訳を探したくない。だが、長いシーズンの後となり、インテンシティやフレッシュさが足りていない。これはほかのサッカー大国にも見られることだ。今日はもっと上手くできると考えていた。でも簡単な道ではないことや後退してしまう可能性もわかっていた。今日に関しては後退したと言わなければならないだろう。イタリア戦では勝ち点3を獲得してシーズンを終わらせたい」
W杯では日本やスペインなどと同組のドイツは14日にはイタリアをホームに迎え、9月のネイションズリーグではハンガリー(ホーム)、イングランド(アウェー)と再戦。本大会直前の強化試合の相手は未定となっている。
