欧州サッカー連盟(UEFA)は、ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)違反として複数クラブへの処分を発表した。
近年、FFP違反への制裁の厳罰化を進めるフットボール界。UEFAも主催大会への出場クラブに対してFFPの規則を設けており、昨シーズンにおける違反クラブが4日に発表された。
フットボール収益に関する規則では、ハイドゥク・スプリト、アストン・ヴィラ、リヨン、バルセロナ、チェルシーの規則違反が確認。違反の程度によって罰金額が決められ、UEFAのクラブ財政管理機関(CFCB)はそれぞれ、30万ユーロ(約5100万円)、500万ユーロ(約8億5000万円)、1250万ユーロ(約21億円)、1500万ユーロ(約26億円)、2000万ユーロ(約34億円)が科された。
なお、いずれのクラブも2年間から4年間にわたって同規則を順守することで合意に達しており、仮に再び違反があった場合は、最大でチェルシーが8000万ユーロ(約136億円)、バルセロナが6000万ユーロ(約102億円)、リヨンが5000万ユーロ(約85億円)、アストン・ヴィラが2000万ユーロ(約34億円)、ハイドゥク・スプリトが120万ユーロ(約2億円)の罰金を科される可能性がある。
リヨンに至っては、フランスサッカー経営管理総局(DNCG)から2部降格の処分を科されており、この処分が確定すれば来シーズンのUEFA主催大会を欠場することで両者が合意したと伝えられている。
また、スカッドコストが全体の80%を超過することが認められない規則の違反でも、4クラブに対しての処分が決定。チェルシー、アストン・ヴィラ、ベシクタシュ、パナシナイコスがそれぞれ1100万ユーロ(約19億円)、600万ユーロ(約10億円)、90万ユーロ(約1億5000万円)、40万ユーロ(約6800万円)の罰金が命じられた。
両方の規則を違反したチェルシーとアストン・ヴィラは、合計でそれぞれ3100万ユーロ(約53億円)、1100万ユーロ(約19億円)の罰金を支払うことになる。
