キリンチャレンジカップ2021のスペイン代表戦に先駆けて、U-24日本代表のスターティングメンバーが発表された。
22日に初戦を迎える東京五輪男子サッカー。最後の強化試合では、2019年のU-21欧州選手権を制し、オーバーエイジ(OA)にレアル・マドリーFWマルコ・アセンシオやMFダニ・セバージョスらを擁するスペインと対戦する。
この重要な一戦に、日本はU-24ホンジュラス代表戦から引き続いて久保建英や堂安律、冨安健洋といった世代の中心選手、OAの吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航らを先発起用。ワントップには林大地が入った。
一方で田中碧、三好康児、中山雄太はスタートリストからは外れることに。旗手怜央、相馬勇紀、板倉滉が新たに先発することとなっている。
対するスペインは世代最高MFと称されるペドリがベンチスタートとなったものの、OAのアセンシオとセバージョスがどちらも先発。FWダニ・オルモやGKウナイ・シモン、DFパウ・トーレスといったタレントも名を連ねた。
スペインのキックオフで開始した試合、日本は高い位置からプレスを敢行してまずはリズムをつかもうとする。スペインにボールを持たれる立ち上がりとなるが、身体を張った守備でしのいでいく。
堂安や久保らが前線で起点を作ろうとするなかで8分に日本が右CKを獲得。しかし、キッカーの相馬のクロスは味方には合わない。
ダニ・オルモがボールを引き出しながら縦に揺さぶりをかけてくるスペイン。15分にはラファ・ミルがボックス手前中央から右足の強烈なシュートを浴びせたがGK谷晃生が阻む。直後にもボックス左に抜け出したセバージョスがシュートを放ったが酒井がうまくプレッシャーをかけて枠を外させる。
ボランチを経由してサイドへの展開や縦パス、個での突破を織り交ぜるなど多彩な攻撃を見せるスペインに対してなかなかボールの奪いどころを定められない日本。それでも27分にボックス右のアセンシオが放った左足のシュートが枠を外れるなど無失点で耐える。
34分の右CKの場面では板倉がボックス内で飛び上がってヘディングシュート。しかし枠に飛ばすことはできず、得点には繋がらない。39分にも身体の強さを生かしてボックス左に抜けた林が左足を振り抜いたがバーを越えていく。
それでも42分、左サイドでボールを持った久保がドリブルでスペインDFを引き付けて中央に折り返す。走り込んできた堂安が左足で合わせてゴール左上隅を射抜いて先制点を奪取した。
前半を通じてボールを支配された日本だったが、吉田らを中心にギリギリでの奮闘もあり無失点を維持。押し込まれる展開の中でも1点をリードして試合を折り返した。
