U-21 欧州選手権(EURO)は、グループリーグも佳境を迎えている。
22日に行われたグループA最終節では、ポーランドを5-0で下したスペインの決勝トーナメント進出が決定し、来年行われる東京オリンピック出場権を獲得した。2位のイタリアは、他グループの結果に準決勝進出を委ねることとなった(各組2位チームの内、成績上位1チームが準決勝進出)。
そんな中、現在グループBで2位につけるフランスは、24日にルーマニアとの直接対決を迎える。両者とも勝ち点6で並んでおり、この直接対決の結果がすべてを握っている。常に優秀な選手を排出するレ・ブルー(フランス代表の愛称)は、今大会でもリヨンで目覚ましい活躍を見せたFWムサ・デンベレやフセム・アワール、アーセナルで躍進したMFマッテオ・グェンドウジなど、将来が嘱望される若手選手を多数抱えている。
そんなチームをまとめるのは、リュカ・トゥザール。昨季はリヨンでレギュラーを務め、常に世代別フランス代表でも中心的な役割を果たしてきた22歳だ。優勝候補との呼び声も高いフランスだが、大役を任されたトゥザールは大会前の会見で力強く意気込みを語っている。
取材=バンジャマン・クワレズ/Benjamin Quarez
■チームでは誰もが自分の意見を言う権利がある
Getty――仲間たちと再会して、どのように過ごしていますか? アブドゥ・ディアロ(シーズン終盤の負傷もあって選外)の代わりにキャプテンマークをつけることをどう思っていますか?
「みんなとまた会えてとても嬉しいよ。1、2週間前にリーグ戦が終わったばかりの選手も何人かいるけど、リーグ・アンの選手は1週間以上前に試合が終わっている。早速みんな一緒に、始動しているよ。僕の立場が変わったのは事実だ。役目を与えられたのだから、きちんと務めようと思っている」
――そのせいで自分の行動が変わることがあると思いますか? それとも、あなたにとってはむしろ当然の役割なのでしょうか。
「これまでの召集でも、何度かキャプテンを務めたことがある。アブドゥが必ず選ばれていたわけではないし、彼にだって不安材料はいくつかあった。キャプテンを務める準備はできているし、チームのためにこの役割を果たすことに不安はない」
――メンバー発表の後、キャプテンのことについてディアロと何か話しましたか?
「いや、話はしてないよ。アブドゥと話す時間がなかった。この前彼と会ったのは、メンバー発表の前だったからね。メンバー発表の後には話をしていない」
――キャプテンを務めることについて、どう思っていますか?
「チームに手本を示さなければならないと思っている。キャプテンとは、そういうものだ。スタッフとの橋渡しもできなければならない。僕らは多くの時間を一緒に過ごすことになる。当然のことながら、争いごとがあってはならない。とはいえ、言わなければならないこともいくつかあるだろう。いくつか特別な要求をしなければならなくなることもあるかもしれない。そういうときは、話し合わないといけないんだ。ピッチでプレーしながらすべてがうまくいくというわけにもいかない。チームで話しあって、自信が持てるようにしなければならない」
――監督は、別の橋渡しを期待しているようでした。あなたもチーム一丸となることが何よりも重要だと思いますか?
「そんなにかしこまったことじゃないよ。他の選手たちにも、チーム内でとても重要な役割がある。多くの選手たちが時間が経つにつれて、率先して話をするようになるだろう。チームでは誰もが自分の意見を言う権利があるし、そうすることで良いチームになっていくんだ」
■監督は最高の23人を選んでいない
Getty――特別な雰囲気を感じていますか?
「いつもとは違うよ。ただ1週間に2試合やるためにここにいるんじゃない。これから信じられないような冒険が繰り広げられるかもしれないんだ。2年半前から頑張ってきて、時には難しい雰囲気のスタジアムで試合することもあった。この大会に出られるということは、僕らの努力が報われたから。大会期間中、大きなことを成し遂げるんだという自覚を持たなければならない」
――U-21フランス代表は当然の優勝候補だと思いますか?
「僕らは期待されていると思う。今大会は強豪国が多くて、難しい大会だ。グループリーグでミスは許されない。大会期間中ずっとそうだ。決勝に行くには5試合勝たなければならないし、それは厳しいことだよ。最初の試合から全力を尽くさなければならない」
――シルヴァン・リポル監督との関係はいかがですか? U-20ワールドカップのときのルドヴィグ・バテッリ監督と似ているところはありますか?
「そうだね。僕はキャプテンや副キャプテンをやって、監督と話す機会が他の選手より多かった。試合の準備やトレーニングについて、いくつかテーマをもって話すことができた。監督は僕たち選手の要望をとても良く聞いてくれて、僕たちの考え方を理解してくれた。逆に、監督はトレーニングの成果や質の高い試合を期待していた。信頼関係があったよ。監督は、僕らに良いプレーをして楽しむ方法を教えてくれた。その後、ピッチの上で結果を出すのが僕らの仕事だった」
――チームにおけるリーダーシップについて、どう考えていますか?
「良いリーダーは大勢いる。ポール・ベルナルドーニは、ずいぶん前から素晴らしいリーダーだ。ディフェンスの中心にアブドゥがいないのは残念だけど、経験豊かな選手が大勢いる。アワールもずっとそうだし、デンベレもいる。代表のことを良くわかっている選手がたくさんいるんだ。いま3人の名前を挙げたけど、リーダーの役割を果たせる選手は大勢いるよ。ピッチや更衣室で話をする選手は1人じゃない」
――あなたはリヨンでちょっとしたスタッフミーティングの一員でした。フランス代表ではどうですか?
「U-21フランス代表には4人か5人いる。技術スタッフや監督と、ちょっと集まることがあるよ。実際に起こった出来事について話しあうんだけど、監督には関係ないこともある。答えがないときもあるけど、監督に話を通しておこうとはしている。そう、スタッフとの対話はあるよ。みんな自分の立場に閉じこめられたりしない。こっちのシステムのほうが他のより良いと思えばそう言う。そういうことをするには、4人か5人、橋渡し役がいることが重要だ」
――その橋渡し役とは誰ですか?
「ポール、ムサ、ニアカテもそうだし、フセムも。違う選手のときもある」
――リポル監督は、U-21フランス代表を優勝させたいと言いました。監督就任以来の重要なミッションの1つです。
「監督はチームに強いメッセージを送ったのだと思う。監督は組織を重視していて、最高の23人を選んでいないように思う。優勝トロフィーを掲げるために、最高だと思うチームを作ったんだ」
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

