トルコサッカー連盟は、ステファン・クンツ監督の解任を発表した。
2021年までドイツ代表のユースチームを指揮して東京オリンピックにも出場したクンツ監督は、同年9月にシェノル・ギュネシュ監督の後任としてトルコチームの指揮官に就任。以降、ワールドカップ欧州予選プレーオフにチームを導き、UEFAネーションズリーグではリーグCからリーグBへの昇格を決めた。
しかし、直近の試合ではなかなか結果が伴わず。9月のインターナショナルブレイクではアルメニア代表に1-1で引き分け、さらに12日の日本代表との一戦では2-4で敗れた。この試合の後、クンツ監督は責任の所在が指揮官だけではないことや選手への批判などを口にしており、この発言は物議をかもしていた。
そして20日、トルコメディアが前日から報じていたように、トルコサッカー連盟はクンツ監督の解任を発表。公式ウェブサイトで「代表チーム監督のステファン・クンツに関する評価会議が本日行われた後、トルコサッカー連盟の執行委員会はミスター・クンツとの関係を終わらせることで合意した。代表チームへの献身性に対してミスター・クンツに感謝し、将来の成功を祈っている」と綴った。
2021年9月から指揮したクンツ監督の下で、トルコチームは20試合を戦って12勝3分け5敗の戦績だった。
