今季フランス1部で戦うトロワが、経験豊富なセンターバックを迎え入れた。
現地時間24日、トロワは公式メディアを通じて元フランス代表DFアディル・ラミと1年契約を交わしたと公表している。
「我々は卓越した実績を持つ元フランス代表DFのアディル・ラミを歓迎します。ラミは数多くの経験をローラン・バトルズのグループにもたらすことができるはず。また、彼の人間的な資質、とても魅力的なユーモアはトロワのドレッシングルームに多くのプラスを及ぼすと期待している」
1985年生まれ、現在35歳のラミはフレジュス育ちで、2006年よりリールでプレー。2011年夏にバレンシアへと移籍し、2014年1月からはミランへのレンタルを経て、そのまま残留でミランに完全移籍。
2015年からはセビージャ、2017年よりマルセイユに籍を置き、19-20シーズンはトルコのフェネルバフチェでプレー。2020年はロシアのソチへと移籍するも、新型コロナウイルスの影響により1試合も出場せずに退団していた。20-21シーズンはポルトガルのボアヴィスタと2年契約を結んでいたが、今夏相互合意により契約解消となっていた。
フランス代表としては36キャップをマークしており、2018年のロシア・ワールドカップでは優勝メンバーに名を連ねている。
トロワに加わることとなったラミは、マルセイユでプレーした18-19シーズン以来のリーグ・アン復帰となる。


