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危機的状況のエヴァートン、ランパードの招聘を発表!「大きな栄誉だ」

エヴァートンは31日、フランク・ランパード氏を新指揮官として招聘したことを発表した。契約期間は2024年6月までの2年半となっている。

現役時代にイングランド代表として活躍し、チェルシーのレジェンドとなったランパード監督。2017年の現役引退後、ダービー・カウンティ指揮官を経て、2019-20シーズンから古巣のチェルシーを率いた。初年後にリーグ4位フィニッシュでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したが、翌シーズンは成績を向上させることができず、2021年1月に解任の憂き目に遭っていた。

一方のエヴァートンは、2022年に入ってからの3連敗を受けてラファエル・ベニテス前監督を16日に解任。後を継ぐことになったランパード監督は就任に際して、「エヴァートンのような規模と伝統あるクラブを指揮するのは大きな栄誉だ。スタートが待ちきれない。オーナーや会長、クラブの関係者と話をして、彼らの情熱と野心を感じることができたんだ」と就任の要因を語った。

プレミアリーグが創設された1992年から一度も降格していないエヴァートンだが、今季はここまで5勝4分け11敗で16位に位置。降格圏の18位ニューカッスルから4ポイント差という危機的状況だが、ランパード監督は名門を救うことができるだろうか。

なお、ランパード監督は2月5日にホームで行われるFAカップ4回戦のブレントフォード戦からチームの指揮を執る予定となっている。

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