トルコ1部のトラブゾンスポルがアロウカのMF福井太智に興味を示しているようだ。『A Spor』が伝えた。
現在21歳の福井は2023年1月にサガン鳥栖からバイエルンへ加入。主にセカンドチームが主戦場となり、トップチームでは1試合の出場にとどまる。すると、ポルティモネンセ、アロウカへのレンタル移籍を経て、2025年2月にアロウカへの完全移籍が決まった。
今季もレギュラーとしてリーグ戦全8試合に出場するトラブゾンスポルが興味を示している模様。将来を見据えた投資計画の一環として若手獲得に注力しており、ファティ・テッケ監督は取締役会に好意的な報告書を提出した。福井は、プレーメーカーとしてもセンターミッドフィルダーとしてもプレーできると言われており、テッケ監督は「チームのパステンポを向上させる」ことができる選手だと考えていると報じられている。
また、クラブ会長の エルトゥールル・ドアン氏は、テクニカルスタッフが希望する選手をシーズン途中の移籍市場で獲得すると述べ、「ファティ監督の報告に基づき、必要な補強を行う」と述べた。
なお、トラブゾンスポルは現在リーグ戦でガラタサライに次ぐ2位。トラブゾンスポルの経営陣は、シーズン中断期間中に所属クラブとの交渉を再開すると予想されている。
