元イタリア代表のレジェンド、フランチェスコ・トッティ氏が23日、サンシーロで開催されたインテグレーション・ヒーローズ・マッチに参加した際、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、FWパウロ・ディバラやパオロ・マルディーニ氏などについて語った。
かつてローマのスター選手として活躍したトッティ氏は、サミュエル・エトー氏が企画したチャリティーマッチに出席。試合前のインタビューを受けた際、参加者の1人であるディバラについて言及した。28歳のアルゼンチン代表FWは今シーズン限りで7年所属したユヴェントスを退団。来シーズン以降の去就が注目される中、トッティ氏は、自身の古巣であるローマへの加入を熱望している。
「今日は一緒にプレーするので、彼に私の背番号10番をあげたら、私がプレーできなくなってしまう。だが彼が望むなら、喜んであげよう。(ディバラについて)私からローマに話をするかどうか? ほぼ全員と連絡を取っており、様子を探っている」
またトッティ氏は、ミックスゾーンにおいてもディバラに言及。「パウロにいくつかアドバイスを与えたい。ローマの10番? 私1人で決められるのなら、喜んで彼に与えたい。10番を受け取るかどうかは彼次第だ。もしかしたら別の番号を望んでいるかもしれないしね」とコメントした。
さらに元ローマFWは、11年ぶりのスクデットを獲得したミランに言及。テクニカルディレクター(TD)を務めるミランのレジェンド、マルディーニ氏に賛辞を贈ったほか、40歳のFWズラタン・イブラヒモヴィッチにも触れた。
「偉業を成し遂げた彼に拍手を送りたい。彼はミランにふさわしいチームとスタッフを作り上げた。彼は人間として、またディレクターとして偉業にふさわしい人物であるだけに、私もうれしく思っている。イブラヒモヴィッチが現役を続けるかどうかは彼次第だ。だが1試合出場した後、7~10日間休まなければならないとなるとね…。40歳になるとフィジカルは変わってくる。決断は彼が下すことだが、現役を続けてくれることを願っている」


