アンジェ・ポステコグルー監督は、今季終了後にトッテナムを退団することになるようだ。
今季トッテナムで2シーズン目を迎えたポステコグルー監督だが、プレミアリーグでは深刻な不振に陥っている。33試合消化時点で18敗(11勝4分け)を喫しており、勝ち点37で16位と低迷。残留はほぼ確実ではあるが、直近7試合でわずか1勝と苦しい状況となっていた。
それでもトッテナムはヨーロッパリーグで準決勝まで勝ち上がり、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得のチャンスを残している。しかし、いずれにせよ今季限りでポステコグルー監督は退任することになるようだ。
イギリス『テレグラフ』によると、ポステコグルー監督はヨーロッパリーグの結果にかかわらず、今季限りでクラブを去る可能性が高まっている模様。問題は指揮官を解任するか、双方合意の上で契約を解除するかのようだ。
さらに『Daily Mail』は、トッテナム側は今夏に「大規模な改革」を予定していると指摘。ポステコグルー監督以外にも、メディカル部門、スポーツ科学部門、分析部門で大幅な刷新を計画しているという。また、複数の主力選手も退団する可能性があるようだ。
新シーズンからは、元アーセナルCEOであるヴィナイ・ヴェンカテシャム氏がCEOに就任することが決まっているトッテナム。今季終了後に多くのスタッフ・選手が入れ替わるかもしれない。


