トッテナムは、ヴォルフスブルクからミッキー・ファン・デ・フェンを獲得したことを発表した。
今夏に元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督が就任したトッテナム。不本意な昨シーズンからの巻き返しを目指す同クラブは、この移籍市場でジェームズ・マディソンやグリエルモ・ヴィカーリオ、マノー・ソロモンを獲得していた。
絶対エースのハリー・ケインの去就が不透明とされる中、センターバックの補強を目指すトッテナムは8日にヴォルフスブルクからファン・デ・フェンを獲得したことを発表。双方は2029年夏までの6年契約を結んだ。また移籍金は3400万ポンド(約62億円)にボースが付帯する最大4300万ポンド(約79億円)になると、イギリス『BBC』が伝えた。
22歳のファン・デ・フェンは、左利きのセンターバックで、昨シーズンはヴォルフスブルクでブンデスリーガ33試合でプレー。また、今夏に開催されたU-21欧州選手権ではオランダチームのキャプテンを務めていた。
トッテナムは同日にロサリオ・セントラルから19歳のストライカー、アレホ・ヴェリスを獲得したことも発表。同選手も同様に2029年までの6年契約を結んでおり、移籍金は1300万ポンド(約24億円)程度になると伝えられている。
昨年までカルロス・テヴェス監督が指揮していたロサリオ・セントラルでヴェリスは2021年にファーストチームデビューを飾る。以降、公式戦62試合で19ゴールをマークしており、今夏に行われた自国開催のU-20ワールドカップでアルゼンチンチームのストライカーとして3ゴールを挙げる活躍を残していた。
