son heung minGetty Images

「信じられない10年間」トッテナム主将ソン・フンミンがラストゲーム後に思い「スパーズはこれからもずっと心の中に居続ける」

トッテナムのソン・フンミンは、クラブでのラストゲーム後に思いを語った。

2015年夏にレヴァークーゼンからトッテナムに加入したソン。在籍した10シーズンで公式戦454試合に出場し、173得点を記録した同選手は、2021-22シーズンにはアジア人選手として初のプレミアリーグ得点王に輝き、2023-24シーズンからはチームキャプテンを務めて、昨シーズンに悲願のクラブタイトルとなるヨーロッパリーグ優勝トロフィーを掲げた。

しかし、昨シーズンの公式戦で11得点にとどまったりとピッチ上での影響力を失いつつあったソンは、今夏にトッテナムからの退団を決断。3日に行われた母国韓国でのプレシーズンマッチで対戦したニューカッスル・ユナイテッド戦が同選手にとってトッテナムでのラストゲームになった。

1-1で終わった一戦の65分にピッチから退く際には、両チームの選手たちから花道を作られ、涙を浮かべながらスタジアムに詰めかけたサポーターの声援に応えていた。さらに、試合後にはトッテナムの選手やスタッフから胴上げをされたソンは、試合後に『SPURSPLAY』で思いを語った。

「とても美しい瞬間で、本当に感動的だった。(言葉を詰まらせ)また感動的になってしまった」

「最高の瞬間だったけど、この数週間はとてもタフだった。でも、この美しい瞬間を共有できたことを僕は絶対に忘れないし、ファンやチームメイト、そして監督に対して僕はずっと感謝し続ける。彼は僕の状況を理解してくれたし、常に僕の味方で、僕の話を聞いてくれ、僕が望んでいることを聞いてくれた。彼のことをとてもリスペクトしているし、感謝している」

「チームメイトは僕をより良い選手に、そしてより良い人間にしてくれた。あのような最高の選手たちに囲まれて僕は幸運な男だった。彼らみんなの成功を祈っているし、彼らが5つすべての大会に勝利することを願っている。スパーズはこれからもずっと僕の心の中にあり、チームメイトみんなが僕の歴史の一部だ」

最後にトッテナムでの10年間の総括を問われて「信じられない」と表現し、続けて「本当に信じられないほどに素晴らしく、10年間はとても速く過ぎ去った。いくつかの最高の瞬間、いくつかの美しい瞬間…、美しい瞬間、最高の瞬間しか思い出せない。スパーズはこれからもずっと僕の心に居続ける。家族の一員として応援する。みんなの幸運を祈っている」と語った。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0