トッテナムは、ランダル・コロ・ムアニの獲得を発表した。
昨夏に長らく続いた無冠に終止符を打ったトッテナム。その一方で、プレミアリーグで大不振に陥ったクラブは、新たにトーマス・フランク監督を招聘して、日本代表DF高井幸大を獲得し、さらにシャビ・シモンズやモハメド・クドゥスら即戦力の確保を進めてきた。
そんなトッテナムは、移籍市場終盤になってさらに前線の補強にも動く。ターゲットになったコロ・ムアニは、2023年夏に加入したパリ・サンジェルマン(PSG)で出番に恵まれず、今冬から半年間ユヴェントスに加入。同クラブで公式戦22試合10得点を挙げる活躍を見せ、今夏の買い取りに向けてPSGとユヴェントスは交渉を進めてきたが、まとまらず。すると、移籍市場最終日前日の31日にトッテナム移籍が急浮上した。
そして1日、トッテナムはコロ・ムアニの獲得を発表。1年間の期限付き移籍となり、買取オプションは付帯していない。また、トッテナムはPSGに500万ユーロ(約9億円)の期限付き移籍金を支払うとファブリツィオ・ロマーノ氏は伝えている。
新天地で39番を着用することの決まったコロ・ムアニは、クラブの公式ウェブサイトで「本当にうれしいし、このような偉大なクラブに加入できて誇りに感じている。チームメイトやファンに会えること、ピッチに立つことが待ちきれない。コーチの期待を理解している。このユニフォーム、クラブ、ファンのために一生懸命戦いたい。このチームのために全力を尽くす」と活躍を誓った。




