トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、選手たちを擁護した。
今季はプレミアリーグ24試合を終えて14位に低迷するトッテナム。そして6日にはリヴァプール相手にセカンドレグで逆転を許し、リーグカップ準決勝で敗退。さらに9日、FAカップ4回戦でアストン・ヴィラに1-2で敗れて敗退が決まっている。
立て続けに2つのカップ戦で敗退し、非常に厳しい時を過ごすトッテナム。サポーターからダニエル・レヴィ会長解任を求める声が高まる中で、今季も現実的なタイトルは決勝トーナメントへ進んだヨーロッパリーグのみとなっている。こうした状況からポステコグルー監督の進退を問う声や選手に対する圧力も激しくなっているが、指揮官は以下のように答えた。
「人々は私をジャッジできる。私の仕事が悪かったとか、能力がないとか、何だって言うだろう。それは構わない。私が言いたいのは、現時点で選手のパフォーマンスを批判することはできないということだ」
「彼らが今やっていることを、直面している極限の状況以外から評価したいのであれば、その分析は偏っていると思う。それが私を追い出すためなら結構だ。だが、選手たちがこの2カ月半で発揮してきたものは特別だよ」
「この2カ月半、トップチームの選手に加え、17歳や18歳の選手が週に2試合を戦ってきた。それがパフォーマンスにまったく影響していないと思うのであれば、他に言うことはない。負傷者が復帰すればこのグループは素晴らしいチームになる。それを疑ってはいない。他の人間がどう見るかは関係ない」
トッテナムの次戦は16日、プレミアリーグ第25節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。




