トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督に対し、プレッシャーが高まっている。
ポステコグルー監督体制2シーズン目を迎えたトッテナム。これまでヨーロッパリーグでは準々決勝へ勝ち進んだものの、プレミアリーグでは大苦戦。3日にチェルシーにも敗れたことで、今季の成績は10勝4分け16敗に。勝ち点34で14位に低迷している。
そうした中、トッテナムのOBでもあるジェレミー・レドナップ氏は『スカイスポーツ』でポステコグルー監督を酷評。以下のように批判した。
「まだヨーロッパリーグで勝ち残っていなかったら、監督はもう別の人間だっただろう。それほどひどい成績だ。彼はチケットの値段を知っているはずだ。トッテナムのようなクラブで16敗してはいけない。確かに負傷者はいたが、まったく十分ではないよ」
「彼は(ヨーロッパリーグで)優勝しなければならない。優勝すれば歴史を作るが、できなければ過去の人になるだろう。アンジェ・ポステコグルーにとって、ゼロか100だ。それを達成できる選手がいるし、能力はある。問題は精神面だ」
また、同じくトッテナムOBのジェイミー・オハラ氏も『TalkSport』で「男らしい選手も、リーダーもいない。全員が自分のためにプレーしているだけ。監督はサイドラインで途方に暮れている」と厳しい声を上げている。
チェルシー戦では、64分にルーカス・ベリヴァルを下げてパペ・マタル・サールを投入した際にファンから「お前は何もわかっていない」と強烈な批判を受けたポステコグルー監督。6日にホームでサウサンプトンと対戦した後、10日にはフランクフルトとのヨーロッパリーグ準々決勝ファーストレグへ挑む。


